5年後か、10年後か、少しだけ未来の探偵事務所の事件簿です。
世の中は大して進歩していませんが、<疑似人格インターフェイス>という、一種の会話専用人工知能がインターネットに広まりつつあります。
そのコンピュータソフトは、「人間の質問や会話に対して、最適と判断した文章を返す」という人間の言語反射機能をプログラムしたものですが、窓口業務、解説、相談、検索、秘書ソフトとして流行しつつあり、それはこの探偵事務所まで及んでいます。
主人公は、この<擬人>のスタッフと共にインターネット社会の様々な事件に挑戦していくのですが…
● シリーズ1作目。全18話。ゲームアーカイブスでも配信されている。2011年現在、機種を変えながらもシリーズは5作品まで発売されている。
● 1話ごとのシナリオは短く、おおよそ10分前後。ゲームオーバーはなく、間違えた選択肢を選んだ時のペナルティもないため、ほとんどの場合、選択肢総当りでなんとかなる。
● 特に推理力を計るものではないので、本格推理を期待してはいけない。キャラクターの掛け合い等の世界観を楽しむのが吉。同じ開発会社の一部シリーズとは世界観を共有している。特に「THE 鑑識官」シリーズはやっておきたい。