TM NETWORK

LIVE in POWER BOWL

FCTMネットワーク

概要

● 読みは「ライブインパワーボウル」。TM NETWORKを押し出し、彼らの楽曲を使っている豪華なアドベンチャーゲーム。未来からやってきた少年が、TMNのメンバーと出会い世界を救うというお話で、なんとなく字面から受ける印象はアレだが、なかなか熱い展開で面白い。TMNがもっと話に絡んでくれればなお良かった。
● ゲームとしてはカーソル指定が多めの選択式アドベンチャー。ゲームオーバーあり。シナリオ自体は短いが、特殊場面と称した2種のミニゲームが難しく時間を取られる。失敗したらゲームオーバーでパスワード入力からやり直しというのがまた大変。このサイトが少しでもクリアの一助になれば幸いである。
● ファミコンで頑張ったリアルなグラフィックが目を引く。TM以外にもサブキャラクターは一部、当時のエピックソニーゆかりの人物がモデルになっている。なお、ゲーム中にマークという少年が登場するが、ただの偶然であり、マーク・パンサーとは一切関係ないがいろいろ想像して笑ってしまった。
● 初回限定10万本はメタルBOX入り。特にプレミアがついているわけではないようです。


攻略

クリアまでの攻略チャート
 スタートからエンディングまで、するべきコマンドを記載したチャートです。パスワードもあります。

特殊場面の解説ページ
 ゲーム後半のミニゲーム「3D迷路」と「カーチェイス」の攻略です。迷路にはマップを付けました。

ゲームオーバーの種類
 このゲームには7種類のゲームオーバーパターンが存在する。それぞれ展開が異なるので、一度は見ておきたいところ。具体的なタイミングはチャートを参考にしてください。

ゲームオーバーA(精神鑑定)
・ 高橋教授との選択肢でタイムスリップしたことを告げる。
・ ブラウンの部屋のロックシステム解除ミス。
ゲームオーバーB(警報装置発動)
・ 研究所のロックシステムの解除ミス。
ゲームオーバーC(殺害容疑)
・ 高橋の部屋を訪れる前にみつこに電話していない。またはロックシステム解除ミス。
・ ブラウンの部屋の電話の対応を間違える。
・ ある死体を発見したあと、すぐに移動する。または重要品にアクセスした後、さらに調べようとする。
・ 特殊場面クリア後にグザウスキーのマンションに向かう。
ゲームオーバーD(財団に監禁される)
・ 財団のビルの受付でマークのことを尋ねる。
ゲームオーバーE(財団に捕まる)
・ 特殊場面で失敗する。
・ 特殊場面クリア後に高橋のマンションに向かう。
ゲームオーバーF(黒幕誤認)
・ ワクチンをとある人物に渡す。
ゲームオーバーG(改変失敗)
・ 最後の仕掛けが失敗する。




ストーリー

 十年前に打ち上げられたSDI計画戦略防衛衛星“コロセウム”が突如暴走、世界各国の都市に壊滅的ダメージを与えた。 少年はいつものように愛用のパソコン“MUE”で友人たちとアメフトのシミュレーションの通信をしていた。突然つけっぱなしのTVに飛びこむ“コロセウム暴走”の臨時ニュース。その瞬間、部屋に閃光が走り、少年は意識を失った。

 気がつくとそこは、どこかの音楽スタジオだった。少年はコロセウムの暴走により起こった核爆発の影響で時空の歪みに巻き込まれ、1989年までタイムスリップしてしまったのだ!

 1989年12月22日。
 コロセウム打ち上げの2日前だった。何とかしてコロセウムの打ち上げを阻止しなければ、10年後に地球は滅びてしまう。そして、少年自身も二度と1999年に戻れない。
 少年はTMネットワークの三人と“みつこ”というジャーナリストに出会った。彼らの協力を得て少年はコロセウム打ち上げの阻止に向かう。

 コロセウム打ち上げまであと2日。地球の未来は今、少年たちの手に委ねられた。


登場人物紹介

ウツ(宇都宮 隆)
 TMネットワークのボーカル。1957年10月25日生まれ。血液型O型。
こむろ(小室 哲哉)
 TMネットワークのキーボード。1958年11月27日生まれ。血液型O型。
きね(木根 尚登)
 TMネットワークのギター・キーボード。1957年9月26日生まれ。血液型B型。
むらた(村田マネージャー)
 TMネットワークのマネージャー。
みつこ(小山 みつこ)
 TMネットワークが親しいジャーナリスト。小室みつ子ではない。


操作方法とシステム

操作方法について
十字ボタン…カーソルの移動/コマンドの選択
STARTボタン…タイトルデモ画面をカットし、スタート画面に移行する
SELECTボタン…使用しない
Aボタン…項目の決定/メッセージの送り
Bボタン…項目のキャンセル

スタート画面の項目について
NEW GAME・・・ゲームを最初からプレイする。
CONTINUE・・・パスワードを入力して続きからプレイ。

パスワードとゲームオーバーについて
 ある程度、話を進めるごとにセーブメッセージがはいる。ここで見るを選択することでパスワードが表示される。スタート画面のコンテニューからこのパスワードを入力することで続きからプレイすることができる。
 選択肢やミニゲームの結果等でゲームオーバーになった場合はタイトルデモ画面に戻される。直前からのリトライは不可能で、パスワードを入力してその続きからプレイするしかない。


その他

クレジット
CAST (TMネットワークの3人は省略)
みつこ:YUKIKO MORIGUCHI
さかもと:EIKO KAWAHARA
うけつけじょう:TAKAKO OKABE
まるやま:SHIGEO MARUYAMA(丸山茂雄)
たかはし:YUJI TAKAHASHI(高橋裕二)
むらた:KOHJI WATANABE(渡辺浩弐)
パンクボーイ:HIROSHI KIYOMOTO

STAFF
EXECUTIVE PRODUCER:SHIGEO MARUYAMA(丸山茂雄)
RRODUCED:TETSUJI YAMAMOTO
DIRECTED:RYOTARO HASEGAWA
GAME DESIGN:HEADBAD KASAHARA、MUCHIUCHI KODAMA
GRAPHIC:DARK KOHJIRO、TOBOKETA OKAMOTO
MISCELLANEOUS BUSINESS:JIRO、TATCHN、KITA
SCENARIO:HIROYUKI NAKADA
SOUND ARRANGE:TOSHICHAN ZAMA
PROGRAM:PARASOL TSUNAKAWA

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データ
メーカー:EPICソニー / ジャンル:アドベンチャー / 発売日:1989年12月22日 / 価格:6,200円(税抜) / プレイ人数:1人 / ファミリーコンピュータ専用ソフト




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