概要
● 週刊少年ジャンプに連載された本宮ひろ志の「赤龍王」をゲーム化。原作はまだ読んでないのでどれだけ忠実なのか、どの段階までの内容なのかは語れません。グラフィックは本宮ひろ志っぽさを頑張って再現してると思います。
● 一本道のコマンド選択式のアドベンチャーゲーム(分岐は1か所あるがすぐに合流する)。バッドエンドというべきゲームオーバーがあり、選択肢を間違えると即ゲームオーバーとなる場合がほとんど。これはこれでIFストーリーとして楽しめるが、あっさり目のオチなので過度な期待はしないほうがいいかも。
● 選べる選択肢も多くないので、ゲームオーバーさえ気を付ければ、もといゲームオーバーになってからのパスワード入力に耐えれば、難易度は低い。序盤にゲーム的面白さを詰め込んだ感があり、中盤以降はかなりさっくりと進む。
● のちに『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン』に収録された。
攻略
■ 全章の攻略チャート
シナリオを全10章に分けてチャート式で攻略。そのままなぞっていけばクリアできます。全18種のゲームオーバーの場所も記載していますので、気になる人はあえてつっこもう。
ストーリー
中国の秦の王エイセイは、天下を統一するべく、まず秦国内の反乱分子を一掃したあと、韓に攻めこみ制圧した。
さらに2年後に趙、5年後に魏、7年後に楚、8年後に燕、9年後に斉とわずか10年で中国全土を統一し、自らを始皇帝と名のった。紀元前221年のことである。
天下統一をなしとげた始皇帝は、全天下を厳格な法律を重んじる法家主義のもとに置いた。彼は恐怖政治によって法にそむいた者は、容赦のない刑罰をあたえたのである。
法家主義による圧政、重税に民衆は虫ケラの様な生活を強いられ、いつしか反乱の芽が大きくふくらんでいった。
沛県、泗水のほとりに一人の若者がいた。彼の名は劉邦。仕事もせず、毎日酒を飲んではブラブラしている生活をおくっていた。やがて一人の女性によって、波乱な人生をおくることになるのである。
登場人物紹介
劉邦 【りゅうほう】
農民の出で、仕事もせず毎日酒を飲んではブラブラしていたが、やがて反秦の旗の下天下を取るべく立ち上がる。
項羽 【こうう】
楚の名門貴族の出身。火のような性格を持ち“江南の虎”と呼ばれた。項梁とともに倒秦軍を組織し、天下制覇を狙う。
虞 【ぐ】
絶世の美人で、劉邦に天下を取る決心をさせた不思議な女性。
操作方法とシステム
● 操作方法
十字ボタン:コマンドの選択
Aボタン:コマンドの決定/メッセージ送り
Bボタン:コマンドのキャンセル
スタートボタン:タイトル画面での決定
セレクトボタン:タイトル画面での選択/マップ画面表示
● パスワードについて
タイトル画面で「CONTINUE」を選択するとパスワード入力画面になります。
パスワードは物語を進めると表示されます。パスワードを入力すればその時点から復帰となります。
● ゲームオーバーについて
選んだ選択肢によってはゲームオーバーとなり、タイトル画面に戻されます。直前のリトライはできません。続きを遊びたい場合はパスワードを入力してやり直すしかありません。パスワード入力が面倒ですが、あきらめましょう。
ちなみにゲームオーバーは全部で18種類。やり込み派の人は、しっかりこなしていきましょう。
その他
関連商品
● 赤龍王 / ゲームソフト
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データ
メーカー:サンソフト / ジャンル:アドベンチャー / 発売日:1989年2月10日 / 価格:5,500円+税 / 容量:2Mbit / プレイ人数:1人 / ファミリーコンピュータ専用ソフト