概要
● 人気漫画「美味しんぼ」を題材としたコマンド選択型のアドベンチャーゲーム。原作エピソードを元にした全3シナリオでパスワードによるコンテニューが可能。
● 原作者・雁屋哲による書き下ろしのオリジナルストーリーがあるとパッケージ裏面に記載されており、明確な元ネタがない3話がそれにあたると言われている。やたらと難癖をつける山岡などはたしかにそれっぽいが、全くイベントのない場所があったりと未完成な部分が見え隠れする。
● バッドエンドの内容がネタ扱いされていますが、ゲーム全体的にはしっかりと原作を再現した良作だと思います。むしろ、ああいうお遊びがあるから面白い。
ストーリー
創立百周年を迎える東西新聞社では、その記念事業のひとつとして、社主・大原大蔵自らの企画による「究極のメニュー」作りが行われることになりました。
厳しい味覚テストでこの「究極のメニュー」作りの担当者に選ばれたのはなんと、、意外にも文化部きってのグータラ社員・山岡士郎、そして、新入社員の栗田ゆう子のふたりでした。
入社間もないゆう子は、この大抜擢に胸をときめかせながらも、社運のかかった大企画だけにちょっぴり不安のようです。それなのに山岡は「そんな企画に興味はないね」と無関心。
こんな調子では一体どうなることやら……。
数日後、食の権威を集めて「究極のメニュー」の企画会議が開かれ、しぶしぶ出席した山岡は、売り言葉に買い言葉、食通の先生方と味の勝負をすることになってしまいました。
これをきっかけにして、山岡・ゆう子の「究極のメニュー・三本勝負」の火ぶたが切って落とされます。
攻略
■ 攻略チャート
・ 第1話 アンキモ編
・ 第2話 おもてなしの料理編
・ 第3話 究極のラーメン編
クリアまでの道程をチャートで記載しました。全部で15種あるバッドエンドも解説。
このゲームでは明確に話数が分かれているわけではありませんが、ストーリーの区切りのところを話数としてカウントしています。
またシナリオタイトルもこちらで付けたものです。
■ おまけパスワード
途中のシナリオから始めたい人向けです。それぞれ前話のクライマックスから始まるのでネタバレ注意です。一度クリアした人向けです。
・おもてなしの料理編をプレイ
『みさえぬせ きけみそち ふまひふほ すああしし』
(つかう ⇒ アンキモを選択してください)
・究極のラーメン編をプレイ
『ぬあひせい へせけみそ ちえそひな みあかくな』
(はなす ⇒ いたまえを選択してください)
操作方法とシステム
● 操作方法
十字ボタン:コマンドの選択
Aボタン:コマンドの決定/テキストの送り
Bボタン:キャンセル/テキストの送り
スタートボタン:タイトルメニューの決定
セレクトボタン:パスワードを見る
● タイトルメニュー
・START・・・ゲームを最初から始めます。
・CONTINUE・・・パスワードを入力することでその続きから始めることができます。
● その他
パスワードについて
コマンド選択画面時にセレクトボタンを押すと、パスワードが表示されます。このパスワードをタイトル画面のコンテニューで入力をすれば、続きから始めることができます。
もうゲームオーバーになるしかない詰まったポイントであった場合でもパスワードが表示されることに注意。具体的にはアンキモ編の制限時間ギリギリやアンキモの最終調理法にて間違った状態で進めた場合のときです。
ゲームオーバーについて
ゲームオーバーになったらリセットするしかないです。入力が面倒ですが、パスワードで復帰しましょう。
その他
関連商品
● 美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負 / ゲームソフト
このページで扱っているファミコンソフトです。
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データ
制作・発売元:新正工業株式会社 / 販売元:株式会社バンダイ / ジャンル:アドベンチャー / 発売日:1989年07月25日 / 価格:5,800円+税 / 容量:2Mbit / プレイ人数:1人 / ファミリーコンピュータ専用ソフト