リュウの竜変身について

 主人公・リュウの竜変身はイベントで習得する特殊能力である。 基本的に「竜のほこら」で条件を満たすと戦えるボスを倒して習得する。 このイベントはこなさずにクリアも可能なため、見逃して先に進んでしまうこともありうる。ただし、期間制限のイベントではなく、あとからでも取り返しはつくので安心しよう。
 イベントは全部で4回。前の段階の竜変身取得が条件のひとつになっているので、必ず段階的にこなしていくことになる。 変身できるフォームはいろいろあるが、属性を考えずに単純に威力の高いものに変身して、ずっと攻撃を選択していけばいい。

 竜変身の基本的な事柄は以下の通り。

◆ 変身は攻撃より優先的に発動し、HPが全回復する
 回復魔法等と同じく、攻撃より優先的に発動する。回復⇒補助⇒変身の順番で行われる。また変身した際にはリュウのHPが全回復するので、回復手段としても使える。

◆ 変身後は常に竜の状態が続く
 APを使うのは変身するための最初のみで、維持するためにAPは消費しない。変身を解除するには変身後の特殊能力「かいじょ」を選択、戦闘終了、リュウが戦闘不能になるの3つがある。まず進んで解除することはないだろう。

◆ 攻撃は全てブレス攻撃になる
 通常攻撃は全てブレス攻撃となる。ブレス攻撃は攻撃魔法と同様にレベルや攻撃力に関係なく、属性付きの固定ダメージ。当然、弱点を突けば1.5倍のダメージとなる。後列からでもダメージは変わらないので、後列に配置したほうが、リュウの被ダメージが減る。

◆ 攻撃力と防御力が変化する
 変身後はそれぞれのフォームに応じた攻撃力になり、さらに防御力に補正がかかる。なお、前述のとおり、変身後の攻撃のブレスは攻撃力の影響を受けないので、攻撃力に関しては意味のないものとなっている。防御はリュウの防御力のほか、補助魔法(カテクト・ミナカテクト)で上昇した数字も込みで補正されるので、変身前にかけておくとお得。

第1段階
名称消費AP攻撃力防御補正効果
スノウパピー
7
40
112%
敵1体に氷属性の100ポイントのダメージを与える。
ファイアパピー
10
140
116%
敵1体に炎属性の115ポイントのダメージを与える。
サンダーパピー
12
160
120%
敵1体に雷属性の130ポイントのダメージを与える。
条件
・ なし。
詳細
 トトール村の南にある「りゅうのほこら1」でボス・セントネイルを倒すことで解放される。特に条件はないため、最短で巨人クリア後に習得可能。
 3種のフォームがあるが、もっとも威力の高いサンダーパピーを選択しておけば問題ない。


第2段階
名称消費AP攻撃力防御補正効果
スノウドラゴン
20
18
124%
敵全体に氷属性の190ポイントのダメージを与える。
ファイアドラゴン
27
260
128%
敵全体に聖属性の210ポイントのダメージを与える。
サンダードラゴン
30
280
132%
敵全体に雷属性の225ポイントのダメージを与える。
ホーリードラゴン
40
300
136%
敵全体に聖属性の250ポイントのダメージを与える。(アンデッドのみ有効)
条件
・ 第1段階の竜変身を習得している。
・ 「ドラゴンブレード」を所持している。
詳細
 マッカ西の隠し砦の先にある「りゅうのほこら2」でボス・セントエルモを倒すことで解放される。条件に「ドラゴンブレード」の入手が絡むため、最短でマニーロの大魚習得後に挑むことができる。
 もっともダメージが高いのはホーリードラゴンだが、アンデッドしか効果がないため、非常に使いづらい。なので、サンダードラゴンを選ぼう。ちなみにファイアドラゴンは炎ではなく、なぜか聖属性である。


第3段階
名称消費AP攻撃力防御補正効果
カイザードラゴン
50
400
140%
敵全体に地属性の320ポイントのダメージを与える。
条件
・ 第2段階の竜変身を習得している。
・ 「ドラゴンアーマー」を所持している。
詳細
 風の村の北にある「りゅうのほこら3」でボス・セントクイナを倒すことで解放される。条件自体は早めに満たせるものの、場所がニーナの巨鳥でしか行くことができないので、最短でもそのあとである。
 カイザードラゴン1種類しかないが順当に威力は上がっている。ただし、すぐに次の「さいごのちから」が手に入るため、出番はあまりない。


第4段階
名称消費AP攻撃力防御補正効果
さいごのちから
60
500
200%
敵全体に地属性の999ポイントのダメージを与える。
条件
・ 第3段階の竜変身を習得している。
・ 「ドラゴンヘルム」を所持している。
詳細
 やすらぎの洞窟の地下3階のさらに下層で精霊に話すことで解放される。アイテム「こけむすせきばん」にそのヒントが書かれているが、条件には入っていないため、持っていなくてもOK。カイザードラゴン習得後にすぐに行くことができる。
 最後にして最強の変身で、他のドラゴンとは違った特徴を持つ。 まずこの形態はパーティ8人全員が合体する。このとき、「全員が戦闘不能になっていない」「全員がステータス異常になっていない」「ダンクが合体していない」という条件がある。これらを満たしていないと「さいごのちから」は使うことができない。特にダンクの合体解除は忘れやすい。 全員が合体し、リュウひとりになるため、回復魔法は使えない。ザコ戦では必要ないが、もし回復するならアイテムを使うことになる。
 HPはリュウの最大HPの8倍になる。最高999だが、普通にプレイしていればこの数字になるだろう。与えるダメージは確定999のカンストであるため、弱点を突いてもそれ以上はいかない。
 この「さいごのちから」はエンディング分岐にも関わってくる。真のエンディングを見たいならば、ラスボス戦でこの変身を使う必要がある。

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