概要 |
● トムキャットシステム開発のSIMPLEシリーズ。同社の他のアドベンチャー系列である「THE 推理」「THE 鑑識官」と世界観を共有している。キャラクターデザインも同じく四家直俊氏。世界観が同じといっても鑑識官のキャラがゲスト的に少し登場するだけで、予備知識は必要ない。
● 決められた会話やアイテムを使うほぼ一本道のアドベンチャーであるので、基本的には会話等のシナリオを楽しむゲームである。爆弾処理は合間にミニゲームとして登場する。
● 爆弾処理は制限時間があるものの、時間が足りなくなるというのはまずない。ミスると即ゲームオーバーな箇所に気をつけよう。ゲームオーバーになると爆弾処理の最初からスタート。道中、スキップできずに再び会話をだらだらと流すハメになるので精神的にキツい。
● ボイスはアポロとディーノの一部のみ。声優の清水香里が二役を演じている。
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プロローグ |
冷戦終結後…世界は平和にはならなかった。
一大国集中の軍事バランスは、弱者の戦争…国際テロを激化したのである。
それにもかかわらず、軍事費は削減され、民間の軍事会社がビジネスとして多くのテロ処理にあたることになった。
BB…ボムバスター。
これは棺桶にすわる男たちの話である。
ボムバスターと呼ばれる彼等にとって、爆弾は棺桶ではなくメシのタネだ。
ひとつ開けて片付ければ、数週間は飲んだくれることのできる金が手に入る。
彼等にとって爆弾は<金>や<希望>の詰まった、逆さのパンドラの箱なのだ。
だから彼等は箱の蓋を開けつづける。<死>に対面するその日まで…
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攻略チャート |
■ MISSION #01:コンドルの翼
■ MISSION #02:堕ちた鳥
■ MISSION #03:アルカトラズ・スイート
■ MISSION #04:汽車の黄金時代
■ MISSION #05:赤と黒
■ MISSION #06:月の砂漠のレクイエム
■ MISSION #07:地中海のハヤブサ
■ MISSION #08:凍てつく炎、燃える氷
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キャラクター紹介 |
バート
BB爆弾処理担当。ナンバーはB2。南米の鉱山をクビになったばかりの冴えない男。
火薬については少し知っているが、解除はまったくの素人。お酒とアルコールと犬が好き。
アポロ
CV:清水 香里
BB通信担当。ナンバーはA13。性格はキツイが、有能なバックアップオペレーター。
歳は若いのに、百戦錬磨の的確な指示は爆弾処理担当の命を難度救ったことか。
ディーノ
CV:清水 香里
BB所属の強化ドッグ。ナンバーはD3。D1とD2は殉職している。自爆装置つき。
トラップ解除のために知能化・改造された高性能の軍用犬だが、トラウマを抱えているらしい。
甘いモノとマッサージとバートのお話が好き。
M
BBの経営者。冷酷な<氷の女>。多国籍財団<ローズ>の末端組織、民間軍事会社BBを一人で切り回す謎の女ボス。
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操作方法等 |
● 操作方法
十字ボタン:カーソル移動/項目の選択
Aボタン:決定/文字送り
Bボタン:キャンセル/文字送り
Xボタン:既読文章のメッセージスキップ(シナリオクリア後)
Yボタン:メッセージウィンドウを非表示にする
Lボタン:テキスト読み戻し
Rボタン:テキスト送り
スタートボタン:使用しません
セレクトボタン:使用しません
※ 全てをタッチスクリーンで行うことが可能。ミニゲームはタッチスクリーンで進めて行く。
● ゲームオーバーについて
ゲームオーバーは主に2パターンあり、一つは報告パートで規定数ミスをすると発生。もう一つは爆弾処理のミニゲームで処理をミスると発生。
共にセーブしたところからやり直しになる。報告パートでのゲームオーバーはそれでしか見られない会話シーンもあるので、一度は見てもいいかも。
● その他
・ 全8話をクリアするとエンディング。各シナリオの後日談が見られるようになる。
・ 「MISSION #2:堕ちた鳥」ではあるタイミングである場所にいくとTHE 鑑識官のキャラクターが登場する。詳細はチャートにて。
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