概要
● ニンテンドーDSと同時に発売されたローンチタイトルのひとつ。タイトルは主人公の名前であり、「任天堂」のもじりである。タッチペンを活用したミニゲームがあるアドベンチャーゲームで、シナリオは寺田憲史が担当した。
● 最初のタイトルでありながら、DSアドベンチャーの形としてほぼ完成されている。以降のDSアドベンチャーはグラフィックやボリュームは向上すれど、良くも悪くも大きく脱却できていない気がする。
● 手術があるせいか、CERO区分は15才以上対象と高め。これは触診なの、正当な医療行為なの…と言い訳しつつも、正当なサービスシーンとしか言いようのないものもあり、親に見られると困っちゃうだろうな(笑)。
● つまらないわけではないが、難点はやはりシンプルなゲーム性とボリューム不足。続編はこれらの不満が解消され、素晴らしいゲームに仕上がっている。
ストーリー
天堂独太は、お世辞にも一流とは言いがたい「薮医大」を卒業したばかりの新人研修医。まだまだ経験は少ないですが、やる気だけは人一倍。
そんな独太が、なぜか名門「聖命医大」の外科部長に直々に呼び出されます。不思議に思いながらも聖命医大の門をくぐる独太でしたが、早速トラブルに巻きこまれ……。
彼の前に現れる、ひと癖もふた癖もある医師や患者たち。
まだまだ医者としては半人前。独太の奮闘劇が始まります。
攻略
■ ゲームの流れ
大まかに分けてADVパートと手術パートに分かれます。ADVパートでは「説得」以外ではゲームオーバーになりませんが、手術パートはミスをするとゲージが減少していき、ゲームオーバーになります。
これを防ぐにはとにかくこまめなセーブを心がけましょう。
■ 攻略チャート
・ カルテ1:誤診
・ カルテ2:神の手
・ カルテ3:戦場
・ カルテ4:絆
全4シナリオのチャート。分岐やマルチエンディング要素はなく基本的には一本道。ただし、触診で変なとこ触ったりすると違った反応が見れるので、たまには間違えた行動をしてみよう。
■ 手術パートのパーセンテージ
手術中のパーセンテージは100%に近いほど、描いた線や円が正解に近い。
まずは大まかに線や円を描いて徐々に範囲を狭めていくといい。もちろん直前にセーブは必須だ。
0パーセント=線・マルに正解は入っていない。
1〜99パーセント=線・マルに正解は入っているがズレている。
101=線・マルが大きすぎる。
登場人物紹介
天堂 独太【てんどう どくた】
25歳。二流の藪医大を卒業したばかりの研修医。
星 幸【ほし さち】
22歳。聖命医大看護師。明るいが、涙もろい。
上戸 愛【うえと あい】
26歳。今年で2年目の研修医。何故か独太に冷たい・・・。
沢井 恭介【さわい きょうすけ】
53歳。聖命医大の第一外科部長。免疫学の世界的権威。
操作方法・システム
● 操作方法
十字ボタン:項目の選択
Aボタン:決定/テキスト送り
Bボタン:キャンセル/テキスト早送り
Xボタン:カルテの表示と消去
Yボタン:使用しません
Lボタン:カルテを使う(カルテ表示時)
Rボタン:アイテムと人物の切り替え(カルテ表示時)
スタートボタン:ゲームを中断する
セレクトボタン:使用しません
※ いずれもタッチスクリーンのタッチで代用が可能。また触診や手術等の特殊操作を要するものは、タッチやスライドで進めていきます。
● タイトル画面について
はじめから
ゲームを最初から始める。ゲームを進めて「カルテ2」以降で保存をすると、それまで保存してある各カルテのはじめから遊べるようになる。
つづきから
前回、中断したところから始める。ゲーム中にスタートボタンを押すことで保存することができます。説得中や特殊操作中等、保存できない場面もある。
● ゲームオーバーについて
説得や手術でゲージがゼロになるとゲームオーバーとなり、やり直しとなる。
● その他
・ Xボタンを押しながらゲームを起動すると、データを初期化することができる。中古で購入したとき等にはまずこれを。
その他
関連作品サイト内リンク
● 研修医 天堂独太2 〜命の天秤〜(続編)
関連商品通販
● 研修医 天堂独太 - ニンテンドーDSソフト
● 公式コンプリートガイド - 「研修医 天堂独太」攻略本
● サウンドトラック - 「研修医 天堂独太」サントラ
⇒ その他の通販サイトはこちらをどうぞ
リンク
公式サイト(閉鎖)
http://www.spike.co.jp/tendo-dokuta/
データ
メーカー:スパイク / ジャンル:病院アドベンチャー / 発売日:2004年12月2日 / 価格:4,800円(税別) / プレイ人数:1人 / ニンテンドーDS専用ソフト / CERO:15才以上対象