鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲

迷走の輪舞曲

概要

 原作、アニメ共に人気を博した鋼の錬金術師のアドバンスソフト第1弾。
 原作にオリジナルストーリーを加えたもので、やはり原作(あるいはアニメ)を知らないとかなり不利。
 このゲームの魅力はオリジナルキャラクターを絡めたやりとりであり、RPGとしては期待しないほうがいい。オリジナルキャラクターはどれもイメージを損なわないビジュアルであり、設定だ。それもそのはず、キャラ原案は原作者自ら手がけており、フィニッシュもアニメを製作したボンズスタッフによるもの。

 このゲームではアイテムはほとんど存在しないといっていい。宝箱もなければ店もない、当然武器防具もない。使用アイテムは回復アイテム(計5種)のみだ。しかもあまり使わない。またレベルもなく、戦闘回数に応じて、パラメータが上昇する。ただしそのパラメータもステータス画面で確認できるのはHPだけで、後の能力は全て隠し状態である。

 戦闘はFFのようなタイムゲージを使用。エドのみカードを使って錬金術を使う。どれもエフェクトが長すぎて、イライラするうえ、それほどダメージを与えることができない。終盤になればなるほど戦闘に要する時間は長くなり、エンカウント率高めとあわせて、どれも蛇足と感じるようになる。RPGでこれは致命的だろう。

 キャラゲーRPGのわりには鋼の錬金術師の世界観を上手く表現している。それだけにこれがRPGじゃなかったら…と思うのだが。なお、アドバンス第2弾として想い出の奏鳴曲が発売されている。こちらは今作の不満点が若干解消されており、内容的には直接の続編にあたる。今作とあわせて楽しみたい。




ストーリー

 エドワードとその弟アルフォンスは、幼き日に亡くなった母親を思うあまり、死んだ人間を蘇らせるという錬金術最大の禁忌、人体錬成を行ってしまう。 しかし錬成は失敗し、エドワードは左足を、アルフォンスは身体全てを失う。己の右腕と引き替えに、かろうじて弟の魂を錬成し、鎧に密着させることに成功したが、その代償はあまりにも大きすぎるものであった。 エドワードはアルフォンスと共に、失った全てを取り戻すため、絶大な力をもつ「賢者の石」を探す旅に出る。

 旅の途中、イーストシティ周辺でキメラ大量発生事件が発生しているとの情報が入る。キング・ブラッドレイ大総統により、その事件の解決と特殊部隊の編成を拝命したエドは、さっそくメンバーを集めることに…。

 心強い特殊部隊のメンバーとともに、新たな難事件を解決し、その手で未来を切りひらけ!


キャラクター

エドワード・エルリック
 12歳で国家錬金術師となった天才。右腕と左足が機械鎧となっていることから、「鋼の錬金術師」の2つ名で呼ばれる。弟と自分の体を元に戻すために「賢者の石」を探している。

アルフォンス・エルリック
 人体錬成の代価として自分の体全てを失ってしまったエドの弟。エドが自らの左足を代価にし、大鎧にその魂を定着させた。

コーニッシュ・ロイス
 今作のオリジナルキャラクター。国家錬金術師の資格をとるために、セントラルシティへ向かう途中にエドたちと出会う。錬金術の中でも難しいとされる治癒の錬金術を使う。

アストン・マーティス
 今作のオリジナルキャラクター。雷霆の錬金術師。国家錬金術師の軍人であるが、非常に軍人らしくないタイプ。命令違反を繰り返し、現在は軍刑務所の中にいる。


プレイ前のQ&A

■ セーブ数は?
・ 1個
■ 声はあるの?
・ ない
■ 通信って必要?
・ 必要ない
■ 2周目ってあるの?
・ ない
■ 平均クリア時間は?
・ 大体7〜10時間。すぐに終わるし、一本道。


その他

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公式コンプリートガイド / 攻略本(スクウェア・エニックス・2004/4/23発行)
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データ
メーカー:バンダイ / 制作:トムクリエイト / ジャンル:RPG / 発売日:2004年3月26日 / 価格:4,800円+税 / プレイ人数:1〜2人 / ゲームボーイアドバンス専用ソフト / CERO:全年齢




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