ジョブ熟練度と手熟練度について
キャラクターはレベルを上げるごとに強くなっていく。また武器や防具、魔法を装備することで強化していくことになる。が、それら以外にもキャラクターの能力を決めるものがある。それが「ジョブ熟練度」と「手熟練度」だ。
ジョブ熟練度とは
ジョブ熟練度は各ジョブごとに0〜99の100段階ある。この熟練度が高いと、各アビリティの効果が上がるほか、直接攻撃や魔法の威力、回復力に影響する。使っていないジョブが弱いのはこのせいで、同じジョブで同じレベルでもこのジョブ熟練度によって強さがまったく違う。
ジョブ熟練度はジョブ経験値(画面上には表示されない隠し数値)を99まで上げると、1つ上がる。ジョブ経験値は戦闘中に行動するたびに一律20ポイントがもらえる。「たたかう」でも「ぼうぎょ」でも何でもいいが、行動しなければもらえないので、素早さの遅いジョブの場合、順番が回ってこないまま敵を倒してしまいなかなかジョブ経験値がもらえないことがある。
そんなときはターンの始めに必ず発動する「ぼうぎょ」などを使って調整しよう。
ジョブ経験値は1回行動するたびに一律20ポイントと書いたが、正確にはそれはジョブ熟練度が13まで。ジョブ熟練度14以降は各ジョブによって1回行動でもらえる経験値は変化し、これによってよく育つジョブとなかなか育たないジョブという変化がある。全体的に魔道師系は上がりづらい傾向にある。
なお、1回の戦闘でもらえるジョブ経験値は最大で99まで。つまり1レベル分しか上げることはできないので、戦闘を長引かせて一気に熟練度を上げるということは出来ないので注意したい。熟練度13までは5回、それ以降でも10回ほど行動すれば熟練度は上がるので、なるべく時間の無駄は省こう。
熟練度14以降1行動でもらえるジョブ経験値(13以下は全ジョブ20ポイント)
ジョブ名 | 習得経験値 | ジョブ名 | 習得経験値 |
すっぴん | 20 | 戦士 | 14 |
モンク | 14 | 白魔道師 | 10 |
黒魔道師 | 10 | 赤魔道師 | 12 |
狩人 | 14 | ナイト | 12 |
シーフ | 18 | 学者 | 24 |
風水師 | 14 | 竜騎士 | 16 |
バイキング | 14 | 魔剣士 | 14 |
幻術師 | 10 | 吟遊詩人 | 18 |
空手家 | 14 | 導師 | 10 |
魔人 | 10 | 魔界幻士 | 12 |
賢者 | 10 | 忍者 | 12 |
たまねぎ剣士 | 8 | - | - |
手熟練度とは
手熟練度は直接攻撃に補正のかかるもので、高いほど直接攻撃の威力、回数が上昇する。ジョブ熟練度と違い、自分で現在の熟練度を知ることはできない隠しパラメータである。
手熟練度は右手と左手に個別にあり、最大99まで上昇するが、さきほど書いたとおり、こちらからその数値を見ることはできない。手熟練度は手経験値を99まで上げると1つ上昇する。この経験値は1回「たたかう」を選んで、敵に攻撃があたれば3ポイントもらえる。つまり33回敵に「たたかう」すれば1上昇することになる(敵へのヒット数は関係ない)。
右手と左手で別々なので手熟練度を上げたいときは両手に武器を持って攻撃すると両方カウントされるので無駄がない。ちなみに「たたかう」だけでなく「ふみこむ」「みだれうち」「あんこく」「ジャンプ」などの行動でも手熟練度経験値はもらうことができる。
せいぜい10回行動すれば1上がるジョブ熟練度と違い、33回行動しなければ上がらない手熟練度はなかなか上昇しにくい。ただ、レベルのようにジョブを変えてもそのまま受け継がれるのでじっくりと上げていこう。
結論
・ キャラの能力はステータスだけで決まるものではない。
・ レベル+ジョブ熟練度+手熟練度+装備を上げれば強くなる。