じゅうべえくえすと 助っ人一覧

 本作ではパーティを組む仲間のほかに、コマンド「すけっと」で呼び出せる助っ人が存在する。助っ人の数は全部で11人。ほとんどの助っ人はイベント進行上、必ず加入することになるが、 「かごちゃん」「ミコちゃん」の2名は任意なので見逃す可能性もある。
 助っ人はそれぞれ個別の特技を持っている。基本的に呼び出すこと自体に何かを消費することはないが、それぞれの特技によってはお金を使ったり、失敗によるデメリットはある。
 いずれの助っ人もフィールドやダンジョンで呼び出し、それぞれの力を貸してくれるが、戦闘で何かしてくれたり、影響を持つ者はいない。なお、「ジロキチ・さばのすけ・タコリアン」はじゅうべえが、「みかづき・ゲンピー・ミコちゃん」はウルフが、それぞれ死んでいたり、マヒしていたりすると呼び出せない。



かごちゃん 【カゴちゃん】

助っ人になる場所
1章〜9章:あきのまち or プーサンのむら

特技
 一度、行ったことのある町や村にお金を払うことで一気に移動することができる(一部、登録されないところはある)。料金は現在位置からの距離によって変化。遠距離ほど高くなる。

解説
 安芸の町とプーサンの村に店を構えている。200両払うことで契約という名の助っ人になる。どちらか一方で契約をすればOK。通常は1章から行ける安芸の町で契約することになる。
 助っ人にするのはいつでも大丈夫で、しなくても先へ進むことはできる。ただし、9章ラストで安芸の町やプーサンの村に入れなくなるので、それまでに契約していないと、助っ人にできなくなるので注意。
 特技はフィールドで呼び出し、お金を払うことで一気に町へワープできるというもの。遠距離で料金が高くなるといってもせいぜい20両弱とわずか。エンカウント率とザコ敵が凶悪な本作では非常に役に立つ能力である。



ジロキチ 【次郎吉】

助っ人になる場所
1章:おわりのまち

特技
ジロキチには2種類の特技がある。

スパイ
 町やダンジョンでスパイを行い、情報やアイテムを持ち帰ってくる。⇒ 参照:ジロキチのスパイの詳細

ワナはずし
 ダンジョンの宝箱の仕掛けられた罠を解除する。失敗することもある。

解説
 尾張の町で奉行所から助け出すことで助っ人になる。スパイで持ち帰る情報は重要なものがあったりする。また持ち帰ってくる城の巻物等、このスパイでしか入手できないものも多い。初めていく町やダンジョンではまず1回スパイをしよう。 なお、ダンジョン内では一瞬でスパイ活動は終わるが、町や村では変装したジロキチを探す必要がある。これもなかなか面白い。変装したジロキチを探しあてるまでは、ジロキチを呼び出すことはできなくなる。
 ワナはずしはダンジョン内の罠付きの宝箱の罠を解除する。罠はこの特技でしか解除できないので、どうしてもジロキチに頼ることになる。解除は失敗することもあり、その場合は仕掛けられた罠に当たってしまう。特にレベルを下げるエナジードレインは絶対に食らいたくない。
 ほとんどの宝箱には大したものは入っていないので、無視するのがデフォ。どうしても開けなくてはいけない場合は、ジロキチを呼び出す前にセーブをしておこう。



さばのすけ 【さばの介】

助っ人になる場所
2章:みさきのこや

特技
 湖や海など水中を移動する。

解説
 単独で水中を移動し、「はなす・さがす・かえる」のコマンドを使用できる。じゅうべえでは移動できない水を隔てた場所にいる人にも話しかけたりもできるが、主に使うのは水中を「さがす」こと。 探すことでアイテムやイベント上、重要なものを発見することができる。なお、じゅうべえの「さがす」は目の前を調べることだが、さばの介の場合はその場を調べることであり、調べる位置が違うことに注意。
 さばの介は水に接地した場所で呼び出すことができる。ただし、一度に45歩までしか移動できない。46歩目で溺れてしまい、しばらくの間、さばの介を呼び出すことができなくなる。じゅうべえが一定歩数移動すればさばの介は復活する。39歩目で警告がでるので、そのときはさばの介をいったん帰そう。



げんない 【源内】

助っ人になる場所
3章:いじんのまち

特技
 「どうぐ」を別の「どうぐ」へ変化させる。⇒ 参照:源内の素材変化の詳細

解説
 手持ちの道具を別のものに変化させることができる特技を持つ。全てのアイテムが対象ではなく、変化させる元となるアイテムは決まっている。源内用の素材としてしか使えない素材アイテムがあり、シロの装備はほとんどそういった専用アイテムで作成していく。イベントを進めるために必要な重要アイテムをこの特技で作ることもあるので、物語上、必須な助っ人といえる。
 変化は必ず成功するわけではなく、失敗することもある。また変化後のアイテムはいくつかの候補の中から確率で選ばれるものもある。ただし、重要アイテムに関しては100パーセント成功し、必ず目的の物に変化するようになっているので、詰まることはない。もっとも直前にセーブしておけば、失敗も怖くないし、欲しいアイテムを狙って手に入れることもできる。



サブ

助っ人になる場所
3章:さつまのまち

特技
 道を遮る炎の壁を消火する。

解説
 3章限定のスポット参加。サブを呼び出すとパーティの先頭に配置され、炎の壁に触れることで消火し、先へ進むことができる。助っ人はサブに限らないことだが、パーティの列に参加はしても、戦闘には参加しない。
 炎の壁のギミックは3章の火炎城のダンジョンにしか存在せず、すなわちサブの能力は火炎城に特化しており、そこでしか活用できない。



タコリアン

助っ人になる場所
4章:フィールド

特技
 「いせいのはいと」に行くことができる。

解説
 異星の廃都(いせいのはいと)に行くだけという特技。異星の廃都には開かない7つの宝箱があり、物語の進行に応じて、解放されていく。宝箱の中身は2つの「タスカルオール」と5つの「タスカル」。役に立つといえば役に立つが、もうちょっと何かひねりが欲しかったね。



みかづき 【三日月】

助っ人になる場所
4章:かくれゆ

特技
 動物と話すことができる。

解説
 じゅうべえでは話すことができない馬や猿等の動物たち。そんな動物たちの前で呼び出すことで、何を言っているか通訳してくれる。ひと手間かけるだけあって、重要な話をしてくれることが多い。当然、三日月が加入する前の町にいた動物たちもちゃんと専用の台詞が用意されている。



キョンピー

助っ人になる場所
5章:ジャンパイのまち

特技
 単独行動をする。

解説
 5章限定のスポット参加。じゅうべえたちが身動きが取れないときに、代わりに操作することになる。完全なイベント用のキャラクターで、用が終われば離脱する。キョンピー操作時は敵とエンカウントしない。



ゲンピー

助っ人になる場所
5章:ジャンパイのまち

特技
 古代文字を解読する。

解説
 キョンピーの息子。壁や石碑に書かれたじゅうべえでは読めない古代文字を解読し、内容を教えてくれる。三日月と似たような能力である。物語を進めていくうえで、必要となるときはあるが、それほど呼び出す機会はないだろう。



ひでりぼう 【日照り坊】

助っ人になる場所
6章:ウラジョスト

特技
 飢餓城の位置を教えてくれる。

解説
 6章限定のスポット参加。飢餓城のある砂漠で呼び出すことで、一定歩数ごとに飢餓城のある方向を教えてくれる。飢餓城自体は砂漠に隠れて見えないが、日照り坊の言葉を頼りに目的の位置に到達することで、飢餓城は姿を現す。 日照り坊を呼び出していないと、仮に位置が分かっていても、飢餓城は復活しない。



ミコちゃん

助っ人になる場所
8章〜9章:イタコむら

特技
ミコちゃんには2種類の特技がある。

のろいとき
 味方ひとりの「のろい」の状態異常を治療する(要・オカルトン)。

れいばい
 お墓にいる幽霊と話すことができる。

解説
 イタコ村内の南東の民家にいる。ゾンビに変装しており、話しかけることで助っ人になってくれる。助っ人にしなくてもクリアは可能だが、9章ラストでイタコ村に入れなくなるので、助っ人にしたい場合はそれまでに話しかける必要がある。
 特技は2種類。状態異常・のろいを解く「のろいとき」は使用ごとに道具の「オカルトン」を消費。オカルトンを持っていないときは使用不可である。
 「れいばい」は三日月やゲンピーと同じような能力。お墓の前で使うことで、幽霊から情報を得ることができる。ただし、全てのお墓が対象ではなく、魂がないお墓からは霊媒できない。






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