ファミコンソフト「じゅうべえくえすと」にはゲームカセットのほかに、特典として「特製マップ」と「カード24枚」が収録されている。ここではそのカードを紹介していこう。
カードは全24種。一部がランダム封入とかそういったことはなく、24枚全てのカードが入っている。カードにはメインパーティや助っ人、敵である魔界衆のボスたちが描かれており、
ドット絵で動くゲーム本編を補う脳内想像力をさらに膨らませてくれる。当時ゲームを購入した子供たちはゲームをする前にこれを見て、ネタバレというよりは逆にワクワクしたんじゃないかなぁ。
各カードには台詞等も入っていて、とても良い構成だと思います。ぶっちゃけ、流行っていたドラゴンボール等のカードダスのパクリというか、影響が大きい代物ではありますが。
このカードはカードゲームとして遊ぶこともでき、取扱い説明書にはそのルールが書かれていた。以下にそのルールを記載する。
人数：2人
用意するもの：付属のカード（A〜X）24枚
遊び方
- カードを主人公側（A〜O）とマイン側（P〜X）に分けて配る。
- 自分のカードを相手に見えないようにし、「いちにのさん」でそれぞれ好きなカードを同時に出す。一度に出せるのは1枚までだが、「お助けカード」を出すときだけは2枚まで出せる。
- HPの大きい側が勝ち。勝負のついたカードは勝った側の前に並べておく。引き分けの時は、持ちカードに戻し、改めて勝負しなおす。
- どちらかの持ちカードがなくなったらゲーム終了。そのとき前に並べてあるカードの多い側が勝ち。カードの枚数が同じときはマイン側の勝ちとなる。
主人公側はじゅうべえ・りゅうひめ・ウルフ・イワンの4枚を全部使っていないと、カードの枚数に関係なく負けとなる。
スペシャルルール
【お助けカード】
- 勝負するカードと一緒に出して使う。普通は1枚までだが、お助けカードを使うときだけは2枚同時に出せる。
- 勝負カードのHPにお助けカードのお助けポイントを計算し、HPを計上する。
例1・HP500の勝負カードとお助けポイント+100のお助けカード
500+100＝600ポイント
例2・HP500の勝負カードとお助けポイント×2のお助けカード
500×2＝1000ポイント
【天敵カード】
HPに関係なく、このカードを出されたら負けという天敵のカード。お助けカードでも有効。
カードリスト
| A：じゅうべえ | B：りゅうひめ | C：ウルフ | D：イワン |
| E：ジロキチ | F：さばのすけ | G：げんない | H：サブ |
| I：みかづき | J：タコリアン | K：キョンピー | L：ゲンピー |
| M：ひでりぼう | N：ミコちゃん | O：カゴちゃん | P：デビルクローン |
| Q：うつぼうず | R：かえんだいおう | S：コウモリだゆう | T：ラオチュー |
| U：ツタンだいおう | V：ダルマたいし | W：ゾンビまおう | X：ドクターマイン |