ギャラリーフェイク

● 細野不二彦による同名作品および、アニメを題材としたアドベンチャーゲーム。石坂浩二による各章冒頭のナレーション以外のボイスは全く入っていない。

● ゲームシステム的には逆転裁判の裁判シーンだけを取り出したものといったほうが分かりやすい。相手の証言に突っ込み、場合によってはこちらの手札を突きつける。釈然としない突っ込み箇所が終盤にごろごろあるため、結局総当りに近い。

● 一部のシナリオ以外はゲームオリジナル。全8章でボリュームはまずまず。キャラゲーとして割り切るなら悪くは無い。ゲーム自体は一本道で、ゲームオーバーも１種類しかない。枝分かれしたＩＦのストーリーを楽しむことはできない。

● セーブはそれぞれのシナリオの区切りごとに行う。任意のタイミングでセーブはできない。メディアインストールには対応していないが、ロードでストレスを感じることはないだろう。

操作方法
方向キー…選択肢等でのカーソルを操作
STARTボタン…使用しない
SELECTボタン…オプション画面表示
○ボタン…決定／メッセージ送り
×ボタン…キャンセル
△ボタン…メッセージ送り／ブレイク（Break A Fakeモード中）
□ボタン…使用しない
Lボタン…情報内容表示（情報表示中）／メッセージ巻き戻し
Rボタン…情報表示／メッセージ送り（巻き戻し中）

タイトルメニュー
● New game…ゲームを最初から始める
● Continue…ゲームをセーブしたところから始める
● Chapter Load…既にクリアしたシナリオを最初から始められる
● Option…BGM、SE、VOICEの音量を変更のほか、メッセージ表示速度を切り替えられる。なお、スキップ機能はない。

Break A Fakeモード
　会話を進めるとBreak A Fakeモードへ移行する。
　相手のフェイク（嘘やごまかし、不確定要素等）を△ボタンでブレイクすることで先へ進むことができる。ブレイクをミスするごとにブレイクゲージが減っていき、10回ミスをするとゲームオーバーとなり、タイトル画面へ戻ってしまう。ブレイクゲージはBreak A Fakeモード終了時に3ゲージだけ回復する。なお、ブレイクのタイミングを見逃した場合は、会話の冒頭へ戻る。その際はブレイクゲージは減らないので安心しよう。

藤田玲司 【ふじたれいじ】
　元メトロポリタン美術館の腕利きキュレーター。現在は、贋作専門の画廊「ギャラリーフェイク」を経営。裏ではブラックマーケットにも通じ、盗品や美術館の横流し品など表に出すことが出来ない真作を法外な値段でコレクターに売りさばくともウワサされている。安アパートに住み、カニには目が無い。

サラ
　某国の大富豪の娘。ある事件をきっかけにギャラリーフェイクのアシスタントとなる。美術への造詣はそれほど深くないが、審美眼は実は一流。フジタには恋心を抱いているが、いつも子供扱いされて不満。

三田村小夜子 【みたむらさよこ】
　高田美術館の館長。元ＮＹ近代美術館キュレーターの才女。権威主義的な日本美術界にはウンザリで、それらを一掃するのが自分の使命だと公言。美術界のジャンヌ・ダルクとも呼ばれている。

高倉警部補 【たかくら】
　八曲署の警部補。ティン・トイ（ブリキのおもちゃ）の収集家でもある。

カルロス
　国際的な美術窃盗団のボス。フジタとは顔見知りでいろいろ協力してくれる。

菱沼【ひしぬま】
　メトロポリタンをやめたフジタに、裏の道のイロハを教えた闇画廊。ある事件でフジタを恨んでいる。

フェイツイ
　高級宝石店「ジェイド」の店主。その実態は世界中を荒らし回る宝石専門の泥棒。とにかく宝石好き。

リザ
　フジタが若い頃恋に落ちた、とあるイタリア女性との間に生まれた娘…と本人は主張。

知念護人 【ちねんもりひと】
　国宝の判定を行なう国宝Ｇメン。最初は敵視していたものの、今ではフジタに一目置いている。

千手計 【せんじゅはかる】
　若いながら腕利きの時計職人。自作の時計を扱う千手堂を営む。自分の気に入った顧客にしか売らない。サラに恋をしていた過去も。

関連商品通販
● ギャラリーフェイク
PSP専用ソフト。このページで扱っているゲーム。
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リンク
公式サイト（閉鎖）
http://www.galleryfake-game.com/

データ
販売：株式会社バンダイ / 開発：株式会社サワノ / ジャンル：美術品ミステリーアドベンチャー / 発売日：2005年9月29日 / 価格：4,800円（税抜） / プレイ人数：1人 / プレイステーションポータブル専用ソフト / CERO：全年齢