黒ノ十三

くろのじゅうさん
黒ノ十三

概要

● 全13編のサウンドノベルで構成されたオムニバス作品。それぞれ独立したホラー作品だが、ほとんどが救われない話となっているのが特徴。館シリーズ等で知られる小説家・綾辻行人が監修。
● 各シナリオには3つの選択肢からなる分岐ポイントが設置されているが、先に進めるのは1つだけで、ほかの選択肢を選ぶと即バッドエンドとなる。 つまりストーリーが分岐するマルチエンディングというより、3択の中から1つの正解を選び続けるゲームである。なお、選択肢から正解を推測するのは難しいので、結果的に繰り返しプレイを強いられる。
● 「羽音」を筆頭に鬱シナリオ満載でそこそこ知名度はある。自分は逆に期待値が高すぎて、そこまでではなかった。音、画面、シナリオが上手く合致していて、全体的に面白いとは思うけどね。
● シナリオを一定数クリアするたびに、新しいシナリオがオープンしていく仕組みになっているが、最後の「鉄橋」が出現すると、他のシナリオを読み返すことができなくなる罠がある。


攻略

全13シナリオの選択肢と正解のルート
全てのシナリオの分岐ポイントを記載しています。先に早く進みたい場合はどうぞ。

その他
・ シナリオを1つクリアするたびにロード画面の時計が近づいてきて、さらに針が進んでいく。
・ 9割方あっさり終わるバッドエンドだが、中には救いがあったり、凝ったものも。極めるなら全てのバッドエンドを見てみよう。
・ 「鉄橋」が出現すると他のシナリオを選択できなくなる。この時点でセーブをしてしまうと、もうどうしようもない。これを回避したい場合は、後期作品が出現した時点でのセーブデータをひとつ残しておくこと。
・ 上記の「鉄橋」が出現した状態のメモリーカードのデータタイトルには「長時間のプレーありがとうございます。」の文字が追加されている。



操作方法とシステム

操作方法
方向キー:カーソルの移動
○ボタン:コマンドの決定 / 文章の送り
×ボタン:キャンセル
△ボタン:バックログを見る(分岐の直後まで)
L1ボタン:コマンドの決定 / 文章の送り
R1ボタン:バックログを見る(分岐の直後まで)
スタートボタン:タイトル画面の決定
セレクトボタン:セーブ画面の呼び出し(分岐ポイント限定)
それ以外のボタンは使用しません

※ ○ボタンずっと押しっぱなしで文章を早く送れるが、選択肢もそのまま入力されてしまうので注意。

タイトルメニュー
はじめから
新しくゲームを始める時に選択する。バッドエンドを迎えた時やシナリオをクリアしたときもここを選択することで、それぞれのシナリオをスタートすることができる。 なお、12個のシナリオをクリアするとこの項目は「鉄橋」となり、「鉄橋」のシナリオ以外を選択することはできなくなる。
つづきから
セーブしたゲームデータの続きから始めるときに選択する。環境設定で変えた文字速度等は記録されないので、毎回ロードしたあとに環境設定での変更が必要。
環境設定
文字速度の変更、ステレオ・モノラルの選択、文章のフォントの選択、サウンドテストを行うことができる。なお、サウンドテストはクリアしたシナリオしか聞くことができない。

セーブについて
セーブはシナリオの分岐点およびシナリオクリアでのみすることができる。分岐点ではセレクトボタンを押すことでセーブ画面となる。 分岐点で毎回セーブをして、バッドエンドだったら「つづきから」でやり直そう。セーブし忘れると結構大変。


その他

作品と作家名
● 仮面…井端純子
● 殺し屋…中村育広
● 彼女の図書館…早見裕司
● 運命の扉…火鳥一人
● 節制…中村育広
● ラミア…福田正吾
● 女嫌い…早見裕司
● RUNNER…伊藤慎二
● 羽音…Toriko.今橋
● 雨に泣いている…早見裕司
● 闇に舞う雪は…小峠敦朗
● 今昔鬼譚…井端純子
● 鉄橋…綾辻行人(なお、本作は綾辻の著作「眼球綺譚」からの出典で、書き下ろしではない)

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データ
メーカー:トンキンハウス / ジャンル:アドベンチャー / 発売日:1996年9月27日(2000年6月1日・ベストプライス) / 価格:5,800円(税別)・2,500円(ベストプライス・税別) / プレイ人数:1人 / プレイステーション専用ソフト / メモリーカード:1ブロック




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