SIMPLE DSシリーズ Vol.42

THE 廃屋病棟

〜呪われた病院からの脱出〜
THE廃屋病棟ds

概要

● 「THE 密室からの脱出」に続く、インテンス開発SIMPLEシリーズ第2弾。 のちに「脱出ゲーム・封鎖病棟for Mobage」として、スマートフォン向けに移植された。
● ホラーでこのころの脱出ゲームにしてはストーリー重視。が、投げっぱなしというか、ある程度プレイヤーの想像にゆだねる作風で、ここは好き嫌い分かれるかも。そもそも謎のまま解明されていないところも多い。 あとラストの仕掛けはちょっとなぁ。世界観は大事にしてほしかった。
● いわゆる脱出ゲームであり、難易度はまあまあ低め。面倒なパズル系の仕掛けが皆無なのは嬉しい。幽霊に追われ「隠れる」シーンがいくつかあり、この「隠れる」に失敗するとゲームオーバーとなる。 追われるとはいっても、制限時間もないし、無駄に歩き回っても捕まることもない。所定のポイントに着くと「隠れる」イベントが始まり、あとは画面をずっとタッチしているだけでいい。 ストレスの貯まるシステムでなくて良かった。


プロローグ

 ジャーナリストである主人公、柏木玲(かしわぎ・れい)は、偶然にも半年前に起こった4人の若者の不可解な死に関する新たな情報を得た。 その事件は、4人の大学生である友人同士がそれぞれの自宅で心臓をえぐり取られるという、残虐な殺され方をした殺人事件である。

 検死の結果4人の死亡推定時刻がほぼ一致、それぞれの自宅は完全に施錠された密室の状態であった。また、胸部の外傷のほかに右手のひらに残された、何か宗教じみたシンボルにも見える火傷のあとも発見された。 携帯電話のメールの記録などから4人は事件当日の早朝、待ち合わせて被害者の一人の所有する車でどこかに出かけていたらしいことがわかっている。長野方面のドライブインで4人を見た店員の証言も取れた。 しかし、その後、手がかりになるような証拠品が一切発見されることなく半年が過ぎていた。

 そんなある日、柏木は偶然にも新たな手がかりを発見する。 事務所の資料室にある、過去の事件の資料を整理していたときだった。 一枚の写真に写る3人の子供。その一人の少女の胸に、例の右手の火傷の模様に似たブローチがあった。20年前、ある病院で起きた残虐な殺人事件、「坂の上病院連続殺人事件」についての資料だ。

 坂の上病院の所在地が長野というのは偶然の一致だろうか?
 柏木玲は、20年前の事件との接点を求めて、既に廃業した病院跡である廃屋へと向かった。


攻略チャート

チャート1:THE BEGINNING
チャート2:20 YEARS AGO
チャート3:END GAME
チャート4:EXISTENCE
チャート5:AVATAR
チャート6:THE TRUTH
チャート7:LOST THINGS
全ステージをチャート、マップ付きで解説。

2周目について
クリア後の2周目の追加シナリオについてチャート付きで解説。




操作方法・システム

操作方法
セレクトボタン…視点操作を反転する
Aボタン…一部メッセージの送り
その他のボタンは使用しません。基本的にタッチ操作のみです。
視点操作は「ノーマル」と「リバース」の2種。自分の好みでいいと思います。

システム
・ セーブについて
各ステージは全て3セクション(#1〜3)に分かれており、次のセクションに到達することで自動的にセーブされます。任意のタイミングでセーブをすることはできません。 またセーブの続きからのほか、#1からやり直すことができます。ステージの選択はできません。
・ ゲームオーバーについて
女の子の幽霊から隠れるイベントで失敗するとゲームオーバーとなり、セーブしたところから再開となります。
・ 初期化
「データ消去」を選ぶことでセーブデータを消去することができます。

基本的なこと
・ とにかく周りを見渡して、怪しいところをタッチしていきましょう。アイテムを拾ったら、それを装備してタッチしていきましょう。
・ 特に壁や床との隙間になにかしらあることが多いです。


その他

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http://www.d3p.co.jp/haioku/

データ
メーカー:D3パブリッシャー / 開発元:インテンス / ジャンル:ホラーアドベンチャー / 発売日:2008年7月10日 / 価格:2,667円(税別) / プレイ人数:1人 / ニンテンドーDS専用ソフト / CERO:C




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