シャイニング・ソウル



ストーリー
太古の昔、破壊の化身ダークドラゴンによって焼き尽くされ、滅びた文明があった…。
それから何百年かの時が流れ、新たな人類が地に根を下ろした頃、ダークドラゴンが復活し、再び地上を火の海に変えていった。

しかし、そんなダークドラゴンに対抗する一団が人々に救いの手を差し伸べた。
彼らは滅ぼされた古代人の生き残りであり、唯一の対抗手段を持っていた。
古代人の子孫たちは、戦いを知らない地上人たちに代わり、祖先の残した知識と武器を手に取りダークドラゴンに挑んでいった。

“光の船団”と呼ばれた彼らとダークドラゴンの死闘は長い間続き、とうとうルーン大陸の東南に位置するルーンファウストという地で最終決戦を迎えた。
はたして軍師ノア率いる“光の船団”は、ダークドラゴンとその部下である五将軍からこの地上を守ることができるのか……。

ゲームの概要
任天堂機から発売された初のシャイニングシリーズ。
物語は初代シャイニング・フォースから1000年前の話。時間軸的にもっとも最古の話である。キャラクターデザインに玉木美孝を起用したことからも、シャイニングシリーズというよりはシャイニング・フォースと繋がりが深く、ある意味原点といえるだろう。
シャイニング・フォース1〜3、フォース外伝に関連する物語ではあるが、ファンはニヤリとする程度なので、これまでのシャイニングシリーズを知らなくても全く問題は無い。シャイニングシリーズの入門編としていいかもしれない。

ゲーム内容はアクションRPG。ほぼ物語性を排除し、ダンジョンにもぐりレベルを上げていく。目玉はマルチプレイであるが、これについては後述する。 入手確率の低いレアなアイテムを集める要素もあるが、ほとんどがコレクションアイテムで効果が無いというのがややガッカリ。加えてレアアイテムの入手確率と多さにはウンザリする。レアアイテムは何十種もあり、入手確率がものすごく低い。 また全てをストックできるわけではなく、所持アイテムの限度が低い。満足できるのは操作性とグラフィックくらいか。

正直、これを定価で買うのはオススメできないが、現在は廉価版が発売されているのでそちらをどうぞ。

マルチプレイ
このゲームのウリ。これを活用するためにはソフト2本以上とケーブルが必要だ。最大4人プレイまで可能で、いわゆるオンラインゲーム的な楽しみがある。このアイディアは素晴らしく、また実際に上手く製作されている。
しかし、この手のタイプの欠点は「知り合いがやっていないとできない」ということ。発売当時、そこそこ売れているので、小学生なら盛り上がったかもしれない。しかし、現在この機能を使おうとしても無理だろう。兄弟でもいるならいいが。




『シャイニング・ソウル』攻略大作戦